会長挨拶

 第60回日本循環器病予防学会学術集会を担当させていただくにあたり、ご挨拶申しあげます。

 日本循環器病予防学会は、1965年に循環器病、とりわけ当時の国民病であった脳卒中の予防を設立理念として創設された日本循環器管理研究協議会を前身とし、臨床・公衆衛生・行政などに携わる多くの人たちの支えによって発展してきました。
今回は、1966年3月に小林太刀夫先生(東京大学医学部内科教授)を会長として開催された第1回から数えて第60回という還暦にあたる節目であることから、メインテーマを「循環器予防の原点と未来: 還暦を迎えて」としました。

 学術集会は中山道宿場町であった板橋に立地する帝京大学板橋キャンパスにおいて開催いたします。東京での開催は12年ぶりであり、第59回に引き続き、対面での開催を予定しています。

 プログラムにおいては、診断・治療法の進歩、研究デザインの進化、政策展開の変遷、多職種協働への取り組みなどの様々な観点から、循環器予防の原点と未来に焦点を当てた講演、シンポジウム、ワークショップ、セミナー等を企画しています。
本学術集会では、多様な職種の参加者が、それぞれの立場で循環器予防の原点と未来について考え、議論することによって、今後の循環器病予防の在り方を探求していく機会となればと存じます。

 多くの皆さまにご参加いただき、活発な学術総会となりますようお願い申しあげます。



2023年9月吉日 









大会事務局 帝京大学医学部 衛生学公衆衛生学講座 内
 
〒173-0003 東京都板橋区加賀2丁目11-1 FAX:03-3964-1058
運営事務局 共立速記印刷株式会社
 〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-11-24 TEL:03-3234-5511(代表) FAX:03-3263-2740 E-mail:jscdp60@ksi21.com
Copyright 2023-24 The 60th Annual Meeting of the Japanese Society of Cardiovascular Disease Prevention